こんにちは!スマタメです。
楽天モバイルで最新iPhoneの取扱が始まりました!
楽天モバイルから、iPhone 12 と iPhone SE が登場。
明日4月23日21時から予約受付開始です。楽天モバイルなら、一億の楽天会員様はもちろん、新規のお客様も、iPhoneをどのキャリアよりも安くご利用いただくことができますよ。— 三木谷浩史 H. Mikitani (@hmikitani) April 22, 2021
こんな感じで、楽天モバイルでiPhone12やiPhone SEがめっちゃ安くなるなら、再度楽天モバイルへと乗り換えもアリだな!とかなりテンション上がってました。
ただ、色々調べてみた結論として、私は楽天モバイルでiPhoneを購入するメリットが無い、と判断して楽天モバイルでのiPhone購入と乗り換えをやめました。
なぜ、楽天モバイルで最新iPhoneを購入しない決断をしたのか?その理由と、これからiPhone12やiPhone SE目的で楽天モバイルへの乗り換えを考えている方に向けて書いていきます。
目次
楽天モバイルのiPhone最安値は本当か?Apple Storeと各通信会社と徹底比較
Apple Store | 楽天モバイル | ワイモバイル | UQモバイル | マイネオ | |
---|---|---|---|---|---|
iPhone12Pro MAX | 129650円〜 | 141700円〜 | 142560円〜 | ー | ー |
iPhone12Pro | 117480円〜 | 127395円〜 | 129096円〜 | ー | ー |
iPhone12 | 94380円〜 | 101176円〜 | 101376円〜 | ー | ー |
iPhone12 mini | 82280円〜 | 87712円〜 | 87912円〜 | ー | ー |
iPhone SE | 49280円(64GB) 54780円(128GB) 66880円(256GB) |
55170円〜 | 46024円〜 | 39600円(64GB) 47250円(128GB) |
51480円(256GBのみ) |
3大キャリア以外のiPhone取扱い金額はこんな感じになっています。
SoftBankのサブブランドであるワイモバよりも若干安いものの、Apple Storeで購入するよりも楽天モバイルの方が価格は高くなってます。
また、一部の格安SIMで取扱のあるiPhone SEに関しては64GBで3万円台というUQモバイルに圧倒的に軍配が上がります(Apple Storeよりも一万円も安い)し、256GBに関してはマイネオがApple Storeを凌駕する低価格になっています。
ということで結論としては、
確かにdocomo、au、SoftBankの3大キャリアよりは若干やすいけど、Apple StoreやiPhone SEに関しては他の格安SIMブランドの方が機種代金は安くなる
という結果でした。
まぁ、後ほど紹介する回線代金を無料、もしくはそれに近いくらいの金額で運用できるのであれば、機種代金+月々の通信料という目線で見ると、圧倒的なコスパの高さとはなります。
ただこれも、機種はApple StoreでSIMフリー版を購入して、回線だけを楽天モバイルにすれば済む話ですしね。。
新規で楽天モバイルに契約して一緒にiPhoneを購入した人のメリット
一点、最大のメリットととしては、初めて楽天モバイルに申し込む新規契約者にだけ、2万ポイント(新規申し込みで無条件5000ポイント+iPhone同時購入で15000ポイント)の楽天ポイントが入ります。
新規で楽天に契約して、iPhone購入する人は2万ポイントの楽天ポイントがもらえます。
なので、その楽天ポイントを価格換算すると、新規で楽天モバイルに加入する方はApple Storeで購入するよりも少しお得になります。
すでに楽天モバイルと契約したことがある人に関しては、ポイント還元は完全対象外なので、注意して下さいね。(私もこれなんですけどね・・・。)
docomo、au、SoftBank、ワイモバイルのスマホお返しプログラムとは?
指定分割ヶ月 | 最低支払い回数 | 査定条件の有無 | 返却後の回線解約の可否 | |
docomo | 36ヶ月 | 24ヶ月 | あり | 解約可能 |
au | 26ヶ月 | 13ヶ月 | あり | 解約不可 |
SoftBank | 48ヶ月 | 24ヶ月 | あり | 解約可能 |
こんな感じになってます。まぁ、平たくいえば新車購入時の残クレと一緒な購入方法。
残価を設定することによって、ローンの残り支払いを免除する代わりにスマホを下取りに出す、という流れになっています。
あくまでも各通信会社の定価で、という条件はつきますが、定価で購入した時の最大半額で最新のiPhoneやスマホ機種が購入できるのが特徴。
ただデメリットとしては、
- 査定条件に満たない場合には追加で支払いが発生する
- 数年で常に機種を購入する費用が発生する
こういったところがあります。
楽天の1GB無料プラン(アンリミット6)の詳細を徹底解説
ということで、楽天モバイルでiPhoneを購入する場合、購入代金は全く安くない(※楽天モバイル回線に初めて申し込んで、楽天ポイント還元キャンペーンが適用される人は別)ということが見えてきました。。
ただ、楽天モバイルにはもう一つのメリットがあります。それが、毎月の通信使用量が1GBまでなら、なんと料金が無料になる、というもの。
と思う人もいるかもしれませんが、データ消費量がカウントされないデータ高速モードをOFFにしても最大1Mbpsが出るのが楽天モバイルの強み。
1Mbps出ていれば、実はYouTubeの標準画質であれば問題なくスムーズに見れるくらいなのです。なので、高速モードOFFでも一般的な使い方であれば、日常生活にほとんど支障をきたさないということなんですね。
つまり、楽天モバイルに契約してデータ高速モードを常にOFFにしておけば、月額無料でそこそこの快適性でスマホが持ててしまう、という結構とんでもないことなんですね。
ただ、そこにはいくつかの懸念点があるので、それを一つずつこれから見ていきましょう。
今まで無料プラン(アンリミット)を使っていた人は使える?
楽天モバイルは今まで300万回線限定で1年間月額利用料金無料キャンペーンをしていました。
私自身もこのプランを利用していました(※現在は解約済)が、一度回線に申し込みをしたことがある人でもこのプランは適用されるのでしょうか?
結論から言うと、一度楽天モバイルの1年間無料プランに申し込んだ人でも1GBまで無料プランに問題なく適用されます。
ただし、2回線目からは1GBまで無料プランが適用外となるので、一度楽天モバイルの無料プランにもうしこんでいても、現在は解約してるのであればこの1GBまで無料プランに申し込み可能です。
1GBまで料金無料プランはいつまで続くの?
もう一つの懸念点。この1GBまで料金無料プランはいつまで続くのか?ということ。
もしかしたら、これが期間限定のキャンペーンで、1年後は通常プランになり料金が発生しますよ〜となればちょっと話が違ってきますよね。
そもそもの定価としてはApple StoreでSIMフリー版を買った方が安いわけで、月々の利用料が無料になることで、実質月々の通信費がiPhoneの分割購入代金になる、というところが最大のメリットになるはず。
最低、この1GBまで無料プランが、iPhoneの分割回数(最大48ヶ月)まで続いてくれないと、ちょっと残念な気持ちになってしまいます。
で、結論から言うと、これ永続的にプランが続いたとしてもメイン回線で無料で使い続ける、というのは現実的ではありません。。
なぜかというと、実は冒頭で紹介した高速データOFFの状態で行った通信に関しても、この1GBまでの中に含まれてしまうからです。
仮に今加入すれば1GBまで無料が永続的に適用される、と言うことであっても、総データ使用量が1GBというのは、相当利用が制限されるのは否めません。
実際、ほとんどの人にとってこの毎月ずっと無料にするためのハードルはかなり高く、できたとしてもかなりの不便を強いられることになる、ということは否めません。。
ここにきて、とんだぬか喜びに気付かされました。。
本当に完全無料で使える?
最後に、実際に総データ使用量が1GBまでだったら完全無料になるのか?と言う部分。
こちらに関しては、毎月ユニバーサル使用料という料金が数円かかるので、完全無料ではありません。ただ、条件さえ満たせば本当に月々数円とかで回線が持ててしまいます。
ただ、さっき伝えたように、メイン回線で利用しようと思うと、データ制限時の通信量も1GBまでの通信量にカウントされるので、実際の運用はあまり現実的ではない、と言うのが率直な感想です。
最新のiPhoneを楽天モバイルで購入するべきか?
では、冒頭に続き再度結論です。
楽天モバイルでiPhoneを購入するのは・・ほとんどの方にとって、あんまりおすすめしません!
理由は、
- そもそも定価がApple StoreでSIMフリー版を購入するよりも最大1万円以上高くなること。
- 1GBまで無料プランも、高速データOFFの速度制限(最大1Mbps)の通信量もカウントされてしまうこと。
- すでに楽天モバイル(楽天アンリミット)に加入したことがある人は楽天ポイント2万ポイント還元の特典も適用されないこと。
この3つが大きいです。
実際私も、「最新iPhoneがどこよりも安い!」と言う楽天側の主張を信じて、購入を真剣に検討していましたが、上記の理由で契約を辞めました。
あと、48回の分割支払い手数料が無料となるのも、楽天カード限定ですし、24回までであればApple Storeでも分割手数料は無料となります。
ただ、唯一新規で楽天モバイルに加入する人で、メインの回線は別で持っていて、サブ回線として利用するのが目的、と言う人には非常におすすめできます。
- 楽天モバイル(アンリミット)に今まで契約したことがない
- メイン回線は別で持っていて、通信量をそれほど使用しないサブ回線として使う
こういった方にとっては、機種代金は楽天ポイントを加味するとApple Storeよりも若干安くなりますし、月の使用量が1GBまでに抑えられる月は通信量が無料となるので、かなりのコストパフォーマンスでスマホのサブ回線が持てます。
が、逆に
- 楽天モバイル(アンリミット)をメイン回線で使うことを考えている。
- 最新iPhoneの購入代金が大幅に安くなることに期待している。
- 一度楽天アンリミットに加入したことがある。
というか方は手を出さないようが無難です。
新品のiPhoneをApple Storeよりも安く買う方法
ここまでの話で、大部分の場合、通信会社で回線契約と一緒にiPhoneを購入するよりも、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneを購入した方がほとんどの場合安くなります。
ただ、例外があるのがiPhone SE。
繰り返しにはなりますが、 iPhone SEに関してはApple StoreよりもUQモバイルやマイネオで購入した方が1万円以上の大幅な値引きで購入ができてしまいます。
なので、iPhone SE狙いでメイン回線への乗り換えを考えている方は絶対にお得。
なぜかというと、マイネオもUQモバイルも最低利用期間(縛り)を設定していないため、とりあえずiPhone狙いで1ヶ月間だけ契約して端末を一括購入。その後回線が気に入らなければすぐに解約も可能だからです。
ただ、UQモバイルもマイネオ も費用的にも回線的にもかなりおすすめな回線なので、実際利用してみるとそのコスパの高さや快適さは実感できると思います。(UQは格安SIMの中で回線スピードや安定性にかなり定評がありますし、マイネオも利用者満足度は高い格安SIMとして有名です。そしてどちらも月々2千円〜3千円でかなり快適に利用できるのがポイント。)
iPhone SEの64GBか128GBならUQですし、256GBが良いという方はぜひマイネオを一度検討してみて下さいね。
>>iPhone SE(64GB・128GB)を格安で手に入れる(【公式】UQモバイル)
>>iPhone SE(256GB)を格安で手に入れる(【公式】マイネオ)