海外に長期化の留学経験があったり、英語圏での海外暮らしが 長い人でも英語ネイティブとはどこかちょっと違和感があったりします
英語の発想の書籍はたくさん出ていますがその多くが口の形や舌の形にフォーカスしたものです
わかりやすい例で言えば R 発音は舌を巻く、 W の発音は口をすぼめるなどこういったことがたくさん言われています
ただ私もいろいろネイティブ発音を研究する中でやっぱり根本的にクリティカルに違っている部分というものが分かりました
今回は英語ネイティブに近づくためのポイントについて、今世間で言われてるような方法論と比較してみたいと思います日本人は口や舌の形を真似しても全くネイティブに近づけない
先ほども紹介しましたが発音を教えている書籍や先生の多くは口の形や舌の形を真似することによって英語発音を指導しています
ただ口の発音や舌の形を真似しただけでは確かに表面的にある程度通じる英語にはなるのですが、 ネイティブ発音になると根本的に何かが違うという壁にぶつかります。
私自身も色々と英語発音教材お試してみたり書籍を読み漁ったでした時期がありましたが、いつもこの英語っぽくないという漠然とした壁にぶつかるのです
次からは実際に私が経験したことのある英語勉強法について紹介しながら、根本的にどこがネイティブ英語と日本人英語の発音に違いが出るのかというところを迫ってみたいと思います
日本人と英語ネイティブは使う筋肉が違う?
口と舌の動き以外でネイティブ発音にアプローチしている教材としては口周りの筋肉をネイティブに近づけるというものがありました
私が利用したものの中で代表的なものの一つとしてジングルズという教材があります
[amazonjs asin=”4812536677″ locale=”JP” title=”英語の発音 ザ ジングルズ レベル87発音筋肉国際編”]ジングルズは 繰り返し舌や口周りの筋肉を鍛えていうことで行くことで英語の筋肉を身につけようというものだったと思います
詳しい内容については結構昔のことなのであまり覚えていませんが、端的にまとめるとこういうことだったと思います
私も始めた時には1日1時間ぐらいは練習していたかと思います
そして実際に単語単語ではかなりそれっぽく発音ができるようになったのですが、全く滑らかに話すことができないのです
話は変わりますが筋肉をつけすぎると体の可動域が狭くなり、帰って思うようなパフォーマンスが出ないと言うスポーツ理論があります
私が思うにジングルつはこれと同じで、英単語の練習をして威張れる口や舌の筋トレをすることで帰って硬さが身に付いてしまい、思うように喋れなくなってしまいました
実際本質的に英語を喋る筋肉というのは筋トレのように頑張って身に付けるものではありません
英語を話しているうちに自然に身につくもので、 不自然なやり方で発音を繰り返すことによって逆に発音の変な癖がついてしまう危険性があります
日本人と英語ネイティブは骨格が違う?
日本人と英語ネイティブはそもそも頭や顔の骨格が違うので、どうしても発音がネイティブにはならないのだと言う意見も聞いたことがあります
ただこれに関しては全くの見当違いと言えるでしょう
なぜかと言うと日本人と日本人の間に生まれた順日本人の子供であってます、実際に子供の頃から英語圏で生活をするとしっかりとネイティブ発音になっているからです
海外の帰国子女がネイティブ発音であることからもこの理論は当てはまらないことが明白です。
日本人であってももっと言うと人種が違ったとしても、元々生まれ持った骨格が原因でネイティブ発音ができないということはありえないのです
発声方法が違う?
では最後に声の発声の方法がネイティブと日本人では違うという意見があります
確かにこれは一理あるかもしれません
ただ多くの書籍や教材で言われてるような腹式呼吸が大きな違いを生んでいるということは違うかなという風に思っています
なぜかと言うと腹式呼吸のできる歌手の方が全て発音がネイティブかと言うとそうではないからです
確かに歌手の方で洋楽を歌う方などは英語の発音がかなり上手な方が多いと思います
ただしっかりとつくしこうきをしているのにも関わらずネイティブ発音ではない歌詞の方もおられますし、どちらかと言うと歌手に発音が良い方が多いというのは
耳が良いということの方が 関係しているのではないかなという風に思っています
では何が根本的なネイティブと日本人の声質の違いを作っているのか私の答えはこうです
ネイティブ発音の根本的なポイントは喉の奥で発音すること
たった今話した発声法の中に含まれるのかもしれませんが
実はネイティブと日本人の発音の違いで大きく関わっているのが声を響かせる場所なのです
一般的に日本人は声が高いという風に言われがちですがこの理由は喉の浅いところから口元で声を響かせて喋っているためです
対して Native は喉の中頃から最深部を使って声を響かせているということです。
この喉の深いところを使うことで、 あのネイティブ英語独特の低いうねったような声質が出てきます
そしてこの喉を使うことでなかなか発音の難しいなと日本人が感じる単語や文章も実はスムーズに発音することができたりします
ということで今回は日本人はなぜネイティブ発音ができにくいのかというところについて話しました
またこの発音については改めて詳しく書いていきたいなと思うのですが、 今回はこの辺で終わりたいと思います。