初めてでも大丈夫!医師転職のイロハ教えます。
「初めて転職活動するけど、医者の転職活動ってどうやるんだろう?」
「転職サイトや転職エージェントってたくさんあるけど、どれを使ったらよいか分からない・・」
そう不安に思っていらっしゃることと思います。
このサイトでは、そんな医師の転職に関する不安や疑問を全て解消して、あなたが本当に良い転職活動ができるようにサポートしていきますので、ぜひ最後までじっくり読んでみて下さいね。
また、転職活動をしながら、ガイドブックとして利用して頂くために、是非スマホやパソコンのブックマークに入れて、気になった時にいつでも確認できるようにしておくのがおすすめです。
医師の転職を考える上で確認すべき5つのポイント
ポイント1つ目は目指す就業形態を明確に持ちましょう。
常勤なのか非常勤なのか、またはスポットアルバイトなのか、それによって、就職活動の進め方も全く違ってきます。
自分の希望する働き方が、常勤なのか非常勤なのか、それともスポットでのアルバイトなのか、まずはそこからしっかりと見極めていきましょう。
これは医師に限らず、転職活動全般に言えることですが、自分の希望する転職条件をキャリアビジョンやワークライフバランスから考えてみましょう。
家族との時間やプライベートを大切にしたいのであれば、休日や勤務内容などが重要になってきます。
逆に自身のスキルや、年収などのキャリアや収入に対して優先度が高い場合は、そこを満たす転職先をしっかり探してアプローチしていくことが必要です。
この「転職の目的」ともいえる部分がしっかりしていないと、納得のいく理想の転職は不可能です。
今一度、自分はなぜ転職したいのか?今回の転職で何を実現したいのか?明確にしておきましょう。
職場の人間関係や、勤務内容が激務過ぎて体調にも影響している・・・という切羽詰まった環境でない限り、退職する前に次の転職先を決めておくことがおすすめです。
上記のようなのっぴきならない事情がある場合は仕方がないですが、そうでない場合、精神的にもゆとりをもって転職活動をした方が納得のいく転職先を見つけれることができることが多いです。
焦って前のめりで行う転職活動は、自分自身の本当の希望や意思を見失いやすく、安易な条件に飛びついてしまいがちだからです。
なので、できれば希望の転職タイミングから逆算して、転職のためのスケジューリングを立てるのがおすすめ。
ただ、現在の勤務時間や勤務内容によっては、今の仕事をしながらではなかなか転職活動ができない・・という場合もあるかと思います。
その場合は、今できることをやりつつ、ある程度のところ以降(最終面接など)は退職してから進める、というやり方も有効です。
現在の醜状状況から転職活動にさける時間とエネルギーを考えて、自身に最適な転職活動のプランニングを立ててみて下さい。
最後に、自分1人で行う場合は、今までの3つを全て一人で行いながら、さらに転職先の施設探しや応募書類の作成、実際の応募や面接対応、病院施設との条件面でのすり合わせなども行う必要が出てきます。
時間に余裕があり、かつ全ての自分でやっていくバイタリティや行動力がある方は別ですが、普通はそこまでなかなか手が回りません。
そこで、専門の転職サイトや転職エージェントといった代理店を利用するのが今は一般的ですし、効率やそのほかのメリットを考えても、いくつか登録しておいて損はありません。
ほとんどの転職サイトや転職エージェントを利用するのは完全無料です。(転職先の求人を出している病院施設や企業からフィー・手数料を取るビジネスモデルのため。)
利用する側からすると、活用しない理由は無いのです。
ただ、登録するサイトやエージェントによって使いやすい、使いにくい、もしくは求人の絶対数の違いや、地方に強い、都心に強い、あるいは常勤や非常勤、希望施設によっても強い弱いが各サイトやエージェントによってあったりします。
さらに、同じサイトやエージェントの中でも、担当者によって良し悪しも変わってきたりします。(担当者の良し悪しになってくると、運の要素が大きいです。)
なので、転職サイトやエージェントは、自分の希望や条件に合わせて、2〜3つなどの複数登録して比較、使い分けるのがおすすめです。(使っていくうちに、担当者やサイトの良し悪し、自分との相性なども分かってくるので、それからは1つに絞って進めるのもありです。)
また、逆に5〜6つなど登録するサービスが多すぎるのも、色んなところから連絡が来て収集がつかなくなったり、紹介される求人が重複し過ぎたりするので、やはりおすすめはとめぼしいところに2〜3つくらい初めに登録して、使いながらメインで利用するサイトを決めていく、というのが最もおすすめです。
おすすめ転職サイト・エージェント5選
ということで、ここからは数多ある中の転職サイトの中の、さらに医師専門の転職サイト・エージェントの中から、求人数や対応エリア、特徴などからおすすめの医師専門の転職サイト・エージェントを5つ厳選して紹介します。
この中から、初めに登録する2〜3つのサイトをまずは選んで、登録してみて下さい。
それでは、各転職サイト・エージェントの簡単な紹介と、登録先について説明していきます。
M3(エムスリー)キャリアエージェント
公開求人数 | 対応エリア |
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2万5千件以上 | 全国 |
公開就業形態 | 専門科目 |
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常勤・非常勤・スポットバイト | 全科目対応 |
施設区分 | お祝い金 |
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2万5千件以上 | 無し |
医師転職ドットコム
公開求人数 | 対応エリア |
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2万5千件以上 | 全国 |
公開就業形態 | 専門科目 |
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常勤・非常勤・スポットバイト | 全科目対応 |
施設区分 | お祝い金 |
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2万5千件以上 | 無し |
Dr.転職ナビ
公開求人数 | 対応エリア |
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2万5千件以上 | 全国 |
公開就業形態 | 専門科目 |
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常勤・非常勤・スポットバイト | 全科目対応 |
施設区分 | お祝い金 |
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2万5千件以上 | 無し |
リクルートドクターズキャリア
公開求人数 | 対応エリア |
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2万5千件以上 | 全国 |
公開就業形態 | 専門科目 |
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常勤・非常勤・スポットバイト | 全科目対応 |
施設区分 | お祝い金 |
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2万5千件以上 | 無し |
マイナビDOCTOR
公開求人数 | 対応エリア |
---|---|
2万5千件以上 | 全国 |
公開就業形態 | 専門科目 |
---|---|
常勤・非常勤・スポットバイト | 全科目対応 |
施設区分 | お祝い金 |
---|---|
2万5千件以上 | 無し |
医師転職サイト・エージェントを使うデメリット
まず、転職サイトやエージェントを選ぶ上で元も子もない話はなりますが、どの転職サイトやエージェントを使うか?と併せて、自分にどんな担当者がついてくれるのか?という部分も重要なポイントです。
担当者の力量はもちろん、自分との相性も関係してくるからです。
ですが、ここばっかりは自分でコントロールできない部分なので、どんな担当者さんであったとしてもしっかり信頼関係を築いて、納得のいく転職ができるように支援してもらいましょう。
また1つではなく、複数の転職サイトに登録することによって、良い担当者の方と巡り合う確率も上がるので、そういった意味でもやはり初めからいくつかの転職サイトに無料登録しておくのがおすすめです。
次に、転職サイトの担当者の方に自分のことをよく知ってもらう、ということも大事です。
自分だけで転職を勧める場合は自分の中だけで完結させておくことであっても、転職サイトを利用する場合はしっかりと担当者の方に伝える必要が出てきます。
具体的に言うと、たとえば転職先の条件面について。転職先の条件などについてはしっかりと転職サイトやエージェントの担当者が交渉してくれます。(この辺りはあっちはプロですし、当人では言いにくいことでもしっかりと伝えてくれるメリットは多分にあります。)
ですが、その条件についてもしっかりと正確に伝えていないと、自分のイメージと違った入社条件になってしまうリスクもあります。そういう意味でも、担当者の方に自分の転職イメージを正確に伝えておく、という努力は必要です。
最後に、転職サイトやエージェントに登録すると、転職情報だったり転職関連のメールが多くなります。
特に、ここでも推奨していますが、複数の転職サイトに登録している場合、その量は単純にさらに2倍、3倍になってきます。
そうなると、メールボックスが転職関連のメールで埋め尽くされ、非常にうっとうしいことになるのも事実です。
そこでおすすめなのが、転職活動用のメールアドレスを1つ作っておきましょう。
gmailであれば、エイリアスという機能を使って、簡単に別のアドレスが作れます。
これを作って、日常使っているメールアドレスと分けることができるわけです。
是非、利用してみて下さい。
医師転職サイト・エージェントへ登録してからの流れ
まず、転職サイト・エージェントへと登録します。
登録は全て無料です。
1つだけでもいいですが、求人数の確保と担当者との相性もあるので、初めから複数のサイトに登録しておくのがベターです。
>>【医師専門】おすすめ転職サイト一覧
転職サイトへ登録すると、担当者から数日以内に電話がかかってきます。
希望する診療科や条件などを担当者へ伝えましょう。
年収や休日、週の勤務日数など遠慮せずにしっかりとここで自分の希望を伝えるのが良いです。
伝えた条件をもとに担当者が求人の中からあなたにおすすめの勤務先をピックアップしてくれます。
先に伝えた条件にできるだけ合致したものをいくつか紹介されます。
紹介された求人の中で良さそうなものへ応募していきましょう。
転職活動の進め方にもよりますが、はじめはあまりえり好みせず、色々受けてみるのがベター。
はじめに条件を伝えているので、それほど見当違いな求人は紹介されませんし、初めはけっこう応募自体のハードルが高く躊躇しがち。
ですが、まずは受かるかどうかも分からないため、できるだけ受けてみるというのが特に転職活動をスピーディに進めたいならおすすめ。
担当者が応募した勤務先で面接を行いたいという病院との面接のセッティングを行います。
実際の面接へは、担当者も一緒に同行するのも一般的。
一般の転職エージェントと違い、医師の転職エージェントはここまで手厚いのが特徴。
面接後の勤務先への印象のヒアリングや、病院側の印象など担当者が間に立って取り持ってくれます。
年収などの条件なども、全て担当者が代行してくれるので安心です。
病院側とあなたの条件や意思が合致し、晴れて内定、転職となります。
勤務後のフォロー体制もあるので、転職後に条件が違った、などといったトラブルがあった場合も対応してくれます。
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